アートシーカーが目指すものは、大きく二つあります。
一つは、美術品、芸術品と呼ばれていないコレクションの品々で、海外などで評価が高いものや、一部のコレクターに人気のある商品群の再発見です。日本のアニメ、漫画は、日本国内では子供向け、娯楽対象の作品と位置づけされてきました。コミックや漫画家の原画、生原稿、フィギュアなどからセル画まで、あくまでも一部のコレクターのコレクション作品でしかありません。
しかし、本当にそうでしょうか?
世界では、日本のアニメコンテンツで、日本という国を知った人々で溢れています。ルパン三世はイタリアから逆輸入されました。松本零士先生のキャプテンハーロックは、ヨーロッパ、アメリカで高く評価されて、ベネチア映画祭のファースト上映作品となりました。ドラゴンボールは、中国やアメリカでは、作家が自国の人だと信じていた人がたくさんいました。ドラえもんや、ナルト、ワンピースを知らない世界の子供を見つけるのは、困難な状態です。私達、日本人は、目の前にある、漫画のチカラを知らなすぎます。かつて、日本の浮世絵は、世界の美術界に衝撃を与えました。ゴッホや、モネ、ルノアールなど有名な画家達が模倣して、その作品群を手に入れようとしました。現在では、浮世絵作品の多くは、日本にはなくて、海外にあります。アートシーカーは、このようなコレクション作品群の再発見をして、海外の人々に作品提示をしていきたいと考えています。
二つ目は、古くからある美術、画商などの業界とは一線を引く、開かれてわかりやすい作品群の提供です。日本の美術作品は、作家が描いた作品の真贋は、基本的にサインなどで検討して図ってきました。当社では、アニメセル画作品を中心に、きちんと作品証明書や鑑定書を付けて購入いただいた方々に安心と信頼を与えていきたいと考えております。作品を受け継いだ方々が真贋の不安に悩まされないようにわかりやすく開かれた美術市場を創造を目指していきます。